タイ王国大使館工業部が視察にやってきました。
大使館から舟久保織物に直接メールが来たのでとても驚きました。
こんなこともあるんですね。
タイ工業省副事務次官を筆頭にタイ繊維機構が
日本の繊維産業市場の動向や日本国内市場状況を調査する
目的での来日だそうです。
今後、タイのシルク繊維産業の発展のため
新たな商品開発や高付加価値について
日本の取り組みや事例を学びたいとのことでした。
NHKさんの撮影も入り賑やかな様子
ほぐし織の生地に興味を示されていました。
製造工程の紹介動画をお見せしながら
ほぐし織の特徴を解説しました。
織機を囲んで工場見学です。
色鮮やかに染められた経糸
「ほぐす」工程を見ていただきました。
工場見学の後は織物協同組合も加わり、
別の場所で意見交換会も行われました。
タイでは少量ではありますが手織での伝統的な絣織が
現在でも生産されているそうです。
久留米絣に近い柄の雰囲気なので
糸を括って染めているのかもしれませんね。
とても綺麗な生地なので
いつか実際に見に行きたいです。
とても有意義な時間になりました。
タイ王国大使館の皆様、ありがとうございました。